- 立春
- Date:2016年02月13日 18:07 / Category:瓦版
新年を迎えたかと思えばもう二月。
我が家では子供たちが節分の豆まきを盛大に行い、鬼を追い出しました。
節分とはもともと「季節を分ける」ということで、実は立春・立夏・立秋・立冬の前日を意味し、各季節の変わり目の日を指す言葉だそうです。
しかし、現在では春の節分が最も有名となったため、節分と言えば春の行事というのが一般的ですね。
立春を一年のはじまりである新年と考えれば、節分は大晦 日にあたります。 平安時代には旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」の行事が行われていました。
室町時代以降は豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、徐々に民 間にも定着していき、現代まで続いているそうです。
まだまだ寒さは厳しいですが、暦の上では「立春」をすぎると春となります。
立春は二十四節気の最初の節気で、さまざまな決まりごとや節目の基準になってい ます。 旧暦では立春近くに正月がめぐってきたので、立春は春の始まりであり、一年の始まりでもありました。
立春を過ぎてから初めて吹く強い南風を「春一番」とい いますね。 風はまだまだ冷たいですが、あちらこちらに梅がほころび始めています。
文字通り「最初の春」を感じながら気持ちを新たに毎日を送っていきましょう。
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